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モンテッソーリとシュタイナー教育について

世界の2大教育法に「モンテッソーリ」と「シュタイナー」があります。シュタイナーの学校は世界中にあって、日本でも学校が小中高と有ります。芸能人の斎藤工さんはシュタイナー出身です。モンテッソーリでは、囲碁の藤井聡太さんが有名です。それでは、一体どういう教育法かというと、余りにも奥深くて、シュタイナーでは、教育だけでは収まらない哲学の勉強になります。二つ共にいくつかの共通点があって、今回はその部分を少し紹介させて頂きます。幼児期の遊びの重要さ:モンテッソーリは遊びは仕事だと言われて、手遊びをいっぱいさせます。シュタイナーは、自然な素材に拘りを持って手作りさせます。両方とも子供が自由に選んで、自ら集中しているその時間を、親や指導者が邪魔をしないことです。環境づくり:モンテッソーリの教具は木で作られていて、シュタイナーもプラスチック等の物は無くて、学校内の物が全て自然の素材の物です。言葉で教えない:どちらも、言葉で説教するのではなく、模倣させたり、感じさせたりさせます。モンテッソーリは年の違う子供から、学んだり、教えあったりしてする縦割り授業をシュタイナーは、7歳までは文字や数を教えません。そして見えないものつまり、心、そして芸術、音楽、スピリチュアルと際限なく広がっていきます。イメージ、想像力もう一つの創造力を重視しているのです。何か新時代に求められているような気がします。日本の教育とは全く違った教育法ですが、音楽の教育には欠かせない素晴らしい教育法なので、今回は紹介させて頂きました。